
歌声の出し方①で、声を鍛えるのにまず最初にすることは、「声を作っている2つの筋肉をきっちり分けて使えるようにする」ということでした。では早速テストです!
いつも歌っている曲を、どの音も全て裏声で歌うことはできますか?これができればある程度、2つの筋肉を分けて使えていると思います。
それが出来たら次にすることは、裏声(輪状甲状筋)と地声(内甲状被裂筋など)の2つの筋肉を、それぞれ鍛えていくことでしたね!前回、裏声の筋肉(輪状甲状筋)のことをお話ししました。では今回は、地声の筋肉(内甲状被裂筋など)を鍛える大切さについて話していきたいと思います!
地声の筋肉の役割
・声量アップ
・息切れしない
・抜けのいい通る声へ
一般的に女性らしい声というのは、地声の筋肉をあまり使わない発声をします。なので、声量がない、息切れするというお悩みが女性に多いのは、これらを担当する地声の筋肉を普段から使ってないからなんですね〜。
レッスンではこの声を鍛えるために、「やっほー!」とか宝塚の男役の声真似など、太くて深くて重そうな地声を出してもらいます。そういう声で、和田アキ子さんの「あの鐘を鳴らすのはあなた」を歌ってもらうこともありますよ!
こういう風にして声を鍛えて、歌のお悩みを解決していきますよ!「測定会ってどんなことしてるの?」「声の筋肉を鍛えるってどんなことするの?」なんて疑問に思われてる方のお役に立てると嬉しいです。
それではみなさん、楽しいカラオケライフを♪