「歌詞を読んで感情を込める」ことよりも大切だと思ってること

昨日の「じゃこの部屋」でこんなクイズを出しました。「同じメロディを2回続けて歌っています。ただ伴奏が違います。聞いてみて、それぞれどんな気持ちがしますか?」という内容です。

解答編のじゃこの部屋はコチラ!

この解答編の補足をしたいと思います。Aバージョンの伴奏は、ド、ミ、ソという3つの音のみ弾いています。そしてBバージョンの伴奏はというと、ド、ミ♭、ソという3つの音のみ弾いています。そう!AとBは1つの音しか違わないんです。それなのに随分と雰囲気が変わると思いませんか?

 

曲の伴奏は、3つの音から構成されている「3和音」を基本にして作られています。ちなみにこの3和音のことを「コード」と言います。ここでは難しい話は抜きにして、とにかく私がみなさんに何を伝えたかったかというと、たとえメロディや歌詞が同じでも、伴奏で使われている音によって、明るい、悲しい、おしゃれっぽいなど、曲の雰囲気が全く違ったものになるんです。

 

上手く歌うために「歌詞をよく読んで主人公の気持ちを知って感情を込めましょう!」とよく聞くと思います。歌詞を読むことは大切だと思います。私も歌詞を読むことは大好きです。でも、歌詞を読んでも伴奏で使われている音によって曲の雰囲気が変わるんです。歌詞の前に伴奏で使われている音の組み合わせによって、曲の雰囲気が決まっています。

 

ということで、カラオケ伴奏をよく聞いて、この曲は一体どんな曲なのか?このフレーズはどんな場面なのか?など、伴奏を聞いて、自分がどんな気持ちになるのか、どんな印象を受けるのかを知ることが、何よりも大切じゃないかと思っています。そしてそれを知って、そこをどんな声で歌うのか、表現するのかはその人の自由だと思っています。

 

桜も満開になって、ようやく春本番という感じですね!それではみなさん、そんなウキウキな季節も楽しいカラオケライフを♪

 

 

→みなさんオススメのカラオケ店①:24時間営業のジャンカラ阪急東通り本店さん

←「体験レッスン」はじめました!

発声音痴カラオケ上達
毎日がちょっと楽しく!それは「じゃこっぷ♪」
発声音痴カラオケ上達
ほぼ毎日講師インスタラジオ♪

コメント: 0 (ディスカッションは終了しました。)
    まだコメントはありません。