ご利用者さんインタビュー5 前編:やっぱり憧れてたあの歌手を‥

カラオケオフ会サークル大阪

カラオケ歴4年の師匠は

(師匠とはわたカラでの愛称)

歌では勝てない!と

カラオケを封印していたそう。

そこから

X JAPANを原キーで歌い

聞く人を盛り上げるように

なるまでの事、

そしてこれからのお話を

全2回でお届けします。

 

目次 

・歌では勝てない‥

・自分だけの武器

・やっぱり憧れてたあの歌手を‥

     

 後編はこちら


歌では勝てない‥

 

渡辺

もうレパートリーもたくさんある師匠ですが

カラオケを始めたのって数年前なんでしたっけ?

 

 

師匠

はい。

お付き合いで行ったカラオケで

なりゆきで工藤静香を歌うことになって

それがちょっと似てるって言われて(笑)

 

 

渡辺

(笑)

 

 

師匠

ちょっとその自分の声を自分で聞きたくなって

ヒトカラに行くようになったんです。

そこで初めて

高い音が出ることに気が付いて。

面白くなっていろいろ歌うようになりました。

 

 

渡辺

それまで歌うことはお好きやったんですか?

 

 

師匠

嫌いではないですけど

上手くないって思ってたので。

誘われたら行きますけど

自分から声かけるとか

ヒトカラ行くって

感じではなかったんです。

 

 

渡辺

今はもう何時間も

ヒトカラ行かれるんですよね!

 

 

師匠

昔は7時間くらいでしたけど

今は喉のことを考えて

4時間くらいです(笑)

 

 

渡辺

(笑)

昔も歌うのは嫌いではなかったんですよね?

 

 

師匠

嫌いではないです。

でも昔は勝ち負けにこだわってて(笑)

 

 

渡辺

勝ち負けにこだわる?

 

 


カラオケオフ会サークル大阪

師匠

今考えたらバカらしいんですけど

歌うま大学があったとしたら

先生は東大生やと思うから

他の人が何大学でも

気にしないと思うんですが(笑)

僕はそんなに上手くなかったので

負けたくないと悩んでた時期があって。

 

 

渡辺

負けたくないと。

 

 

師匠

はい。

(みんなとカラオケに行くと)

負けちゃうんで。

 

20年以上前に劇団に入ってて

役者志望の人たちと

カラオケに行ってたんですが

その人たちはみんな人前で表現するのが

とても上手なんです。

歌が上手い下手以上に

雰囲気作りや視線の集め方がすごくて。

 

 

渡辺

それはすごそう。

1曲1曲がもうショーですよね。

 

 

 師匠

そうなんです!

そういうの見てたら

自分には出来へんなって。

 

歌では主役になれないことが分かったし

ここでは勝てないと思ったので

そこから全然歌わなかったですね。

そういうトラウマがあるので

変な方向に走ったかもしれない(笑)

 

(師匠は高音が得意なの事を生かして

X JAPANを原キーで歌ったり

女性アイドルの曲を

アイドル声で歌ったりして

場を沸かせます。笑)

 

 

渡辺

なるほど!

自分が爪痕を残せる場所を

探してたんですね!

 

 

自分だけの武器

 

師匠

芸人さんでも上手い人だけが

番組に呼ばれるわけではなくて

天然な人やマニアックな人が

呼ばれる枠があるように。

     

みんなカラオケで

王道系を上手く歌われるんで 

「工藤静香に似てる」

って言われて

そのレアな枠やったら出来るかも!

って思ったかもしれないですね。

     

 

渡辺

王道系って何になりますか?

 

 

師匠

MISIAさんとかドリカムさんとかの

歌姫系です。

 

 

渡辺

あー!なるほど。

 

 

師匠

そのメインの大通りから外れた選曲だったり

歌い方であったりっていうのは意識して(笑)

 

 

 

カラオケオフ会サークル大阪

 

渡辺

師匠にとってカラオケで歌うって

どういうことですか?

 

 

師匠

うーん

今は歌うことが一番楽しいです。

誰かと行くときは

その場が楽しくなればいいなと

思います。

 

 

渡辺

ヒトカラは今どのくらいの頻度で行きますか?

 

 

師匠

今は月2回は行きます。

 

 

渡辺

ヒトカラではどう過ごされてますか?

 

 

師匠

必ず自分の歌を録音して聞きますね。

キーが高い曲を片っ端から歌っていったり。

 

 

渡辺

おーやっぱり

爪痕を残す練習をされてるんですね!

 

 

師匠

そうですね。

劇団時代の辛い記憶が

今だにすごくあると思うんです。

カラオケで居場所がないっていう。

だから何人かでカラオケ行くときは

かましたろ!

って強く思って(笑)

 

 

渡辺

(爆笑)

言葉のチョイス(笑)

ちなみに今までハマってた歌手はいますか?

 

 

師匠

最初は

声高いイコールX JAPAN

ということでハマって。

松田聖子さんとか

そういうアイドル系や

ロックの2本柱でした。

 

でもアイドル系でも

AKB48の「365日の紙飛行機」等の

柔らかい声が合うのは避けて

とにかく

高音域でも張りのある声が

合う曲を探していました。

 

そういう曲を褒められたりして

さらにそういう曲ばかり

ごく最近まで歌っていました。 

 

 

渡辺

そこから何か変化がありましたか?

 

 

やっぱり憧れてたあの歌手を

 

師匠

やっぱり昔憧れてた王道系を歌いたい

っていう気持ちがわいてきて。

今はそういう曲を頑張っています。

前よりは歌えるかもしれないし

ダメかもしれないですけど。

 

 

渡辺

そう思うようになったのは

爪痕を残せる自分だけの武器

というか表現方法を見つけて、

自信がついたっていうことですか?

 

 

師匠

自信がついたこともあるし‥

ただ

今まで自分がやってきたことは

上手下手とはまた別の話で

珍しいっていうだけなので。

やっぱり王道系が歌えたら

嬉しいなっていう気持ちがあって。

 

  

カラオケサークル大阪オフ会大阪

渡辺

じゃあその王道系は

今どんな練習をしてますか?

 

 

師匠

わたカラで

Aさんの声をすごくいいなって思って。

その人の声を取り入れたいなと思って

真似してます。

 

 

渡辺

へー!

Aさんの声の

どういうところが良いなって感じました?

 

 

師匠

ドリカムの美和ちゃんにちょっと似ていて

落ち着きがあって聞き心地が良くて。

僕には心に響く声で。

     

でその人の真似をしてるうちに

X JAPANみたいな張ってる声

以外のスキルがついたような気がして。

今まで挑戦しなかった曲も

挑戦しようと思えるようになったので

その方には感謝してて。

 

Aメソッドって

勝手に呼んでるんですけど(笑)

 

 

渡辺

ネーミング!!(爆笑)

でもAさんの声とX JAPANのような声は

使う筋肉やバランスが真逆なので

いい声の運動になりますね。

 

 

師匠

はい。

そしてすごく大きな出会いでした。 

わたカラでしかAさんの声は聞けないので

毎回耳かっぽじって聞いてます(笑)

 

 

 

続きます!

後編は8/6にアップします。

お楽しみに♪