キーを変えて歌っていますか?

カラオケサークル大阪カラオケ仲間

ほぼ毎日渡辺ラジオ「わたなべとおしゃべり」をしています。音声で聞くのが難しい方もいらっしゃると思いますので、特に多くの方が聞いてくださった回は、たまにブログでもアップしています。今回は「キーを変えて歌っていますか?」を文章でお届けしますね。


こないだ、ある映画を見てたんです。
役者さん達の演技がぐっときて
セリフも素敵やったんです。
でも「なんでそこでそんな効果音にするんやろ?」
とか
「なんでその方向から撮影したんやろ?」
など感じてたんですね。
そうじゃない方が役者さんのすごい演技が
生ききそうなのになって、
素人ながら感じたんですよ。
こういうのって演出の役割なんでしょうか?
 

昔カバーバンドをしてたんです。
例えば松田聖子さんの曲を演奏しよう
って決めたらまずキーを決めます。
そのためにたくさんのキーを歌ってみるんです。
カラオケだと原キー、1つ上げ、2つ上げ、1つ下げ、2つ下げ‥‥という感じです。
キーは1つ変えるだけで声の印象が大きく変わるので、どのキーで歌ったらいい声か出せるかチェックします。


構成も考えたりするんです。
例えば松田聖子さんの曲が、
イントロ、1番、2番、間奏、サビ
という構成だとしたら
私たちは、サビから始めようかなって感じで、
自分たちのイメージに合うように構成を考えます。
ってことでテンポももちろん変えるんですよね。
テンポも少し変えるだけで
印象が大きく変わるんですよ。
歌いやすさや歌い方も大きく変わるので、
いろんなテンポで歌って、
かっこいい歌になるテンポを探っていきます。
こういうキーを変えたり、テンポを変えたり
っていうのは
映画で言う演出の役割になるのかなって、
その映画を見ていて考えていたんです。


で、カラオケの場合は演出出来ないな〜って
思ったんです。
もう伴奏はガチッと決まっていて、
あとは歌うだけなんですもんね、、、
と思ったんですけど、
キーを変えたりテンポも変えれるんですよね!
 

カラオケで歌う目的が人それぞれなので、
キーやテンポも変えず
原曲のイメージ通りに歌いたいって
いう方もいると思うんです。
もちろんそれは素敵やと思うんですが、
ただ原曲のイメージで歌えることが100点、正解で、
それが出来ない自分は下手だって思うのは、もったいないな〜と思うんです!
 

例えば、仕事のお付き合いで行くカラオケで、
キーやテンポを思いきり変えて歌うのは
違うかもしれませんが(笑)、
プラスマイナス2つ変えるくらいだったら、
その場にいるほとんどの人に気づかれないと思うし、
それで歌いやすさや歌の良さが
ぐっと変わる方ってめちゃめちゃ多いんですよ。

その方の声や歌の良さを活かす

キーやテンポを探してみる

「カラオケマイセルフ演出」の大切さを、

もっと多くの方に知ってほしいな〜と思いました。

 

それではみなさん今週もごきげんなカラオケライフをお過ごしください。お疲れ様でした。