カラオケ中級者さんへ:同じメロディーでも伴奏が違うと?②

前回に引き続き今回もクイズです!(この記事の補足はラジオでおしゃべり

MISIAさんのアイノカタチという曲を聞いて、伝わってくる「感情レベル」を感じてみましょう。例えば「嬉しい」という感情も、「まあまあ嬉しい」から「めちゃめちゃ嬉しい!!!」まで、さまざまな高まり度がありますよね。ここではレベル1から10とします。

カラオケ仲間サークル大阪

ではここでクイズです!

 

①0’10から1番のAメロと、1’25からは2番のAメロを聞いてみましょう。(それぞれのAメロは、だいたい同じメロディー、同じコードで作られています。)

 

②この2つの場面を聞き比べてみましょう。それぞれ感情の高まり度はどう感じますか?

 

以上です!同じメロディー、コードなのに、2番の方が感情が高まってるように感じたんじゃないでしょうか?!簡単にいうと、2番の方が盛り上がって聞こえます。その秘密は「演奏してる楽器の数、また演奏方法」です。


1番はピアノのみシンプルな演奏です。でも2番はドラム、ベース、ギター、ピアノ、弦楽器など演奏している楽器の数はどっと増えています。そして音の数も多いです。こうしてアレンジを変えることで、同じメロディーやコード進行でも、伝えたい感情の高まり度を表現出来るんですね。そして歌手はそれを声で表現して、その場面を引っ張っていっています。すごいな〜!面白い!

 

演奏している楽器、その数、演奏方法など聞いて、場面ごとの感情の高まり度を感じるようになれると、自分でどう歌っていいか、どんな声を出していいのかジャッジ出来るようになりますよ。今までカラオケで歌っていたレパートリーをもう一度聞き直してみるのも面白いんじゃないでしょうか?

 

それではみなさん、ごきげんなカラオケライフを♪