ご利用者さんインタビュー2 後編:いつかは出来るようになりたかった事

カラオケ仲間サークルオフ会梅田

テニス以外にもう一つ趣味がほしいと考え、

カラオケを始めた

ニックネーム奏さん。

最初は声も出ず人前でも緊張して

思うように歌えなかったそう。

それがどのように変わっていったのか?!

 

そんな奏さんのカラオケライフを

全2回にわたって

お届けします。

 

目次

【前編】全然歌えない!(笑)

・歌えないって思ったけど

・次の目標はビブラート!だけど‥

【後編】いつかは出来るようになりたかった事

・目標の見つけ方

・7時間のヒトカラ

・高得点の歌と、上手い歌

・最終目標をクリアして、それから

 


2 いつかは出来るようになりたかった事

 

 

(渡辺)

でも奏さん、

ビブラートも出来るようになりましたよね〜。

 

 

(奏さん)

そうですね。

先生に教わって、自分で家で練習したりして。

 

 

(渡辺)

けっこう練習されてましたよね!

ヒトカラ練習ももちろんですけど、

当時、公園でも練習されてましたよね!

 

 

(奏さん)

あーそうですね!昼休みにね(笑)
公園近かったので、
お昼ご飯食べて、
公園に行って、
誰もいないのを確認して(笑)

 

 

(渡辺)

(笑)

 

モチベーションのアップダウンが

みんなあると思うんですけど、

今日はやりたくないなーとか、

奏さんはそういうのはなかったんですか?

 

 

(奏さん)

その頃はなかったですね。

なんかもっともっと、って。

これ出来るようになりたい、

あれ出来るようになりたいっていうのが、

いっぱいあったので。

 

裏声出せるようになりたい、

ビブラート出来るようになりたいって。

 

だから一つずつクリアしていきたい

と思ってたので、

全然なかったですね。

 

その時はカラオケ会で

定期的に人前で歌う機会もあったので、

それもステップアップしたいっていう

気持ちにつながってたと思います。

  

 

目標の見つけ方

 

(渡辺)

 「次はこれが出来るようになりたい」

っていう目標は、

どうやって見つけてたんですか?

 

 

(奏さん)

それはやっぱりいろんなYouTubeを見たり

ネットでいろんな記事も読んで、

ビブラートのことや

ミックスボイスのことや

地声が響くようになることだとか、

 

いくつか歌が上手くなるための

ポイントなどを知っていって、

それを一つずつ

クリアしていきたいなと思ってました。

 

カラオケ仲間サークルオフ会梅田

 

(渡辺)

仕入れがすごいですね!

いろいろ調べたり。

 

その頃から

ライブやコンサートなども

行かれてたんですか?

 

 

(奏さん)

行ってましたね。

 

 

(渡辺)

ライブに行こうと思われたのも、

歌が上手くなるための一環やったんですか?

 

  

(奏さん)

そうですそうです。
上手い人の生の声を聞いてみたいっていう。
だから今も見に行きたいっていうのは、
上手い人。
僕が上手いって思う人の歌を聞きたい。
って思っています。

 

  

(渡辺)

今は誰が上手いって

思いますか?

 

  

(奏さん)

玉置浩二さん!

昨年はビルボードに来られてたんですよ。

昨年はそこまで、

行こう!って思わなかったんですが、

今年ビルボードに来られたら、

絶対に聞きに行きたいって思ってます。

  

カラオケ仲間サークルオフ会梅田
(ビルボードライブ大阪さんのH.Pより拝借。私も大好きな場所です。)


(渡辺)

ビルボードで聞けたら最高ですよね!

あの近さであの音響で!

 

  ヒトカラライフについても

お聞きしたいんですが、

昔は7時間連続で行かれてたじゃないですか?

どれくらいの頻度で行かれてましたか?

 

 

7時間のヒトカラ

 

(奏さん) 

月2くらいで

行ってましたね。

 

 

(渡辺)

 7時間は

どうやって

過ごされるんですか?

 

 

(奏さん)

 最初の頃はもうずっと歌ってましたね。

だからもう最後に履歴みると45曲とか、

一人で歌ってました(笑)

 

 

(渡辺)

 ワンマンライブですね!(笑)

 

 

(奏さん)

 20曲くらいになると喉が痛くて

でも無理して歌っていると

喉がマヒしちゃって

ぜんぜん痛く無くなって

しかもどんだけ張り上げても出るんですよ!

 

それが気持ちよくて

「どんだけでも出るやーん!」

って思いながらずっと歌い続けて。

そんなことしてたら喉つぶして、、、(笑)

 

 

(渡辺)

 何度かつぶされましたよねー!(笑)

(心の声:ほんと心配してたんですよ!!!!)

 

7時間のヒトカラは練習としてですか?

ストレス発散のような感じですか?

 

 

(奏さん)

 練習です。

だから採点をずっとしていて

前回よりも少しでも採点が上がると嬉しくて。

 

でもその時は

上手く歌えるようにしたいというよりも

採点を上げることが目的だったと思います。

だから(曲調は無視して)

ここでガッと張り上げたら点数が出る

だとかあるじゃないですか?

 

例えば高橋真梨子さんのFOR YOU も、

高音をガッと張り上げたら

なぜか点数が出るんですよ!

 

  

(渡辺)

 へー!!

 

 

高得点の歌と、上手い歌

 

(奏さん)

 その頃は、自分の練習の時の歌を

聞き返してないから、

点数上がったって嬉しくて

上手くなった気でしたけど。

 

点数が出ることが上手いと

その頃は錯覚してたので、

めちゃうまなったやん!」

って思ってたんですけど、

先生に言われて

自分の練習の時の歌を聞き返すと

これ人前で絶対に歌えない!」

って思って(笑)。

 

 

(渡辺)

 はいはい(笑)

 

 

(奏さん)

いくら90点出てても
こんな歌い方してたらダメだって気付いて。

カラオケ会でもたまに採点するんですけど
90点出してても上手いなと思えない歌もあって
僕もそれやったんやなって。

今は必ず聞き返してます!
聞き返して、
点数が良くてもこれは、っていう歌は
納得できないっていう感じに
なってきました。

 

 

(渡辺)

 今はヒトカラは

どのくらいの時間ですか?

 

 

(奏さん)

 今は4時間ですね。

歌っては聞き返して

っていうのを繰り返してるので

実際に歌ってるのは2時間ですね。

 

 

(渡辺)

 何を大事に

歌ってますか?

 

 

(奏さん)

 今は軽く歌おうと思ってます。

 

軽くした方が喉のコントロールしやすいし、

ビブラートしやすいし、

サビを強く歌ったときに

盛り上がりがつけやすいかなと、

最近は思ってます。

 

 

カラオケ仲間サークルオフ会梅田

 

(渡辺)

 なるほど〜。

自分の歌を聞き返すって、

他人の耳で自分の歌を聞くことですけど、

そうやってヒトカラで聞き返す

という作業を繰り返していくと

他の方の歌の聞き方も変わりましたか?

 

 

(奏さん)

 ぜんぜん違いますね!

昔は歌手の歌も漠然と上手いな

としか分からなかったんですけど、

今は

この歌手のここの高音のこの声が上手い!

とかね。

この低音の響きが素晴らしいとか

具体的にどこがいいなって

思うようになりました。

 

 

(渡辺)

 おー耳が鍛えられてきたんですね。

それはいいですね〜。

 

そうしたら自分の歌い方も

変わってると思うんですが

今はどういう風に歌えたら納得しますか?

 

 

(奏さん)

 自分で聞き返して、

そこそこ歌えたなって思えるまで。

 

そうするためには、

リズム、

ビブラート、

裏声など

一つ一つがちゃんと出来てるって感じですかね。

 

 

(渡辺)

 歌の捉え方がより具体的になって、

自分でジャッジ出来るように

なっていってるんですね〜。

 

学ぶこと以外にも、
カラオケ会やカラオケ喫茶など
いろんな形で人前で歌う経験も
されてきましたよね。

 

 

カラオケ仲間サークルオフ会梅田
今までのカラオケイベント

 

(奏さん)

 そうですね。

カラオケ会から始まって、

教室のイベントで出来たカラオケ仲間に、

カラオケ喫茶に連れて行ってもらって、

そこのステージで歌ったり。

 

でも最終的には

一人でカラオケ喫茶みたいなところに

行けるようになりたかったんです。

 

 

 

(渡辺)

 ほう、

それはまたなぜですか?

 

 

(奏さん)

 それは実は

僕が大学を卒業して初めて

難波にある

今のカラオケ喫茶よりもう少し本格的なお店に

歌の上手い友達が連れて行ってくれて。

 

お客さんが30人くらいいて

その友達がその全く知らない30人の前で歌って

めっちゃ上手かったんですよ!

 

次はお前だって言われたんですけど

絶対あかん!いやだー!って言って

歌わなかったんです。(笑)

 

それがあったんで

いつかは僕も一人で

誰も知らない人の前で歌えるようになりたい

っていうのが目標で。

 

で、カラオケを始めた時から

ネットで色々調べていて

やっと最近行けるかなって思って

本格的なステージがあるようなお店に行って、

歌って、

長年の目標をクリア出来たなっていう。

 

 

(渡辺)

 ようやくクリアされたんですね!

 

 

(奏さん)

 ようやく!

 

 

最終目標をクリアして、それから

 

(渡辺)

 そうやっていろいろクリアしたら

次はどうしたらいいんだろうって

立ち止まる時期もあると思うんですが、

そういう時はどうされてるんですか?

 

 

(奏さん)

それが

実は今僕もその時期なんです。

ビブラートとかファルセットとか

ロングトーンとか

一つずつ少しずつ出来るように

なってきたんですが、

それ以上ってなると

限界に近づいてきてるなと思ってきて。

僕がまさしく次

どうしようかって中にいるんですよね。

 

 

(渡辺)

 テニスは

そういう風になることはないんですか?

 

 

(奏さん)

テニスもあるんですけど、、、

常に進歩があるんですよ。

 

それにテニスは大会があるので、

勝った負けたとかあるし、

負けたら次はもっと勝ちたいっていう

思いも出てくるし。

 

 

(渡辺)

あーー

歌はそこが違いますよね。

 

勝ち負けがないじゃないですか。

表現なんで。

自分の中にいかに表出したい思いや気持ちがあるか

ですよね〜。

こういう歌が歌いたい!っていう。

 

  じゃあ今は

カラオケとどう

向き合ってますか?

 

 

(奏さん)

今は「これを歌ってみたい!」

いうのがたまたまないんですけど、

それがあったらもっと練習するだろうし、

上手くなったらだれかに聞いてもらいたいなって

いうのも出てくると思うんで、

まずは歌ってみたい曲を見つけることが

大切かもしれないですね〜 

  

 

(渡辺)

あ〜それ大事ですよね。
そういう出会い。
出会うために動く。

いや〜これからの奏さんの
カラオケライフが楽しみです。
ありがとうございました!

 

 

以上です。

読んでくれてありがとうございました。