理学療法士の山本先生に聞いて見た!「プロテインは喉の筋肉に効く?」

カラオケレッスン

 

レッスンでご利用者さんからこんなご質問をいただきました。私にはきちんと答えられなかったので宿題にさせてもらい、いつも生理学を勉強させていただいている、Merge Labo代表で理学療法士の山本篤先生に教えていただきました!

 

カラオケレッスンヒトカラ
(山本篤先生)

 

ボイストレーナーや演奏家に、セミナーや大学等で生理学や解剖学を教えられている山本先生。体に対する知識や情熱はものすごいのに、ちょっぴり天然で話しやすくて(いつもいじってすみません笑)、いつも丁寧に優しく教えていただいています!ということで、そんな山本先生と私のプロテイントークをご紹介!

 

 

プロテインはタンパク質なんです。タンパク質というのは、アミノ酸がめっちゃくちゃたくさん集まったものなんですね。ということは口から入ったプロテインというのは、すごく小さな形に腸の中で切り刻まれてアミノ酸になり、ようやく血液の中に入っていきます。

ほ〜!はい。

で、血の中に入ったアミノ酸が、ぐるぐる全身に回っていって、あるものは筋肉に、あるものは粘膜や管に、というように、アミノ酸というのは体の中ですごく活用できる素材なんです。

ほ〜ふんふん。

そう考えると、筋肉もタンパク質の塊なので、イコール、筋肉もアミノ酸なんです。ということは口から入れたプロテイン、そしてそれが分解されたアミノ酸が血液にのって、声帯にたどり着き、筋肉が出来る可能性はもちろんあります。ただ、声帯の筋肉の重さって、全身の筋肉の重さからするとほんとわずかなんよね。だから確実に声帯の筋肉にたどり着けるかどうかは、ちょっと疑問やね。

なるほど!アミノ酸が声帯の筋肉にも来る可能性はあるけど、声帯以外の大きな筋肉にも使われるから、飲んだからといって確実に声帯の筋肉が増えるということはないってことですか?

そう!だから質問の回答としては「YES」なんです。だけど、ピンポイントで声帯だけに行くわけじゃないから、可能性はあるけど、どれほど効果があるかは疑問だね。じゃあなんでボイトレして声が変わるかというと、筋肉の使い方が上手くなるからなんですね。

そうそう!そうなんですよね!でも筋肉も増えるんですよね?

うん、もちろん増えるか増えないかで言うと増えるけど、増えるイコールいい声が出る、歌が上手くなる、わけじゃないよね。バッターが筋肉モリモリでも、バットの使い方が上手くないとホームランが打てないのと同じかな。格闘選手がいい声で歌えるということではないもんね。

はい、そうですよね。体のことってほんと面白いですね!とってもよく分かりました。山本先生、ありがとうございました〜!

 

ということで、プロテイントークがお役にたてば嬉しいです。それではみなさん、楽しいカラオケライフを(^^)