私の歌声コンプレックス解消までの道のり ②

カラオケ歌うまコツ上達
(旅で知った発声に関する本の一部をちらっ)

(道のり①はこちら)ということで、音大生時代に全く歌を評価されず落ちこぼれだった私は、高音を出せるようになる旅に出ることにしました。まずはいろんな教則本を読んだり、さまざまなボイストレーナーの方に教えていただきました。

 

その旅を続けるうちに「声って声帯というところで作られるんだな」という、英語を学ぶのにABCを知る的な、初歩の初歩から「声帯をコントロールするためには、声帯の周りにあるいくつかの筋肉を動かせるようにすることが重要なんだな」など発声の理論や体の仕組みが、少しずつ分かってきました。そして分かったことがあると自分の声を実験台にして、いろんなメソードや理論を試していきました。

カラオケ歌うまコツ上達
声帯Wikipediaから拝借

あっさり書くとこんな感じですが、この15年ほど(訂正!20年ほど!)の旅は上手くいかないことばかりでしたよ!なんせ理論書や解剖の本は難しい!声が変わらない時期も長かった!子供の頃から口下手だし、運動も勉強も出来ないし、「歌う」っていう楽しい時間があるからそのことだけ考えて生きてきたのに、その歌が評価されないって!もはや死活問題!とにかく「自由に歌えるようになりたい」という思いが、旅を続ける原動力になっていました。

 

それが少しずつ声も出せるようになったある時、ふと気がついてしまったんです!

 

「高音が出せるようになったけど‥‥あんまり楽しくないやん!!」

 

いえいえ!これは高音を歌うことを否定しているのではないですよ!私はもともと、高音を歌いたいと思っていなかったんです。出せるようになりたかったのは、他人から歌を評価されたかったからです。でも他人から評価されるように歌っても楽しくないんだなということに、20年の時間をかけてやっと気がつきました。評価されるよりも、楽しく歌えることが私には大切なんだ、私がかっこいいと思う声、好きな声で歌っていいんだ、コンプレックスも何も人と比べなくていいんだ、私がどう歌うたいのかというところを見つめて歌っていれば、私にとって、それが楽しくて幸せなんだということに気がつきました。

 

そして、もう1つ気がついたことがあるんです。次回はそのお話でこのシリーズの最後にしたいと思います。その話とは、「発声についてかなり間違った情報が世の中に広がっている」ということです。

 

いやーこの長文を読んでくださった方がいらっしゃったら、ありがとうございます!それではみなさん、今週も楽しいカラオケライフを♪

 

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