カラオケ画面を見ずに歌おう!のススメ

発声音痴解決レッスン
耳を使って自分の声を聞こう!

ちょっと前のことですが、7月にライブをしたんです。その練習のときにつくづく思ったのが、「楽譜も歌詞も何も見ずに練習する大切さ」です。声を良くするためには、「目」ではなくて「耳」を使う練習がやっぱり大切なんですね〜。カラオケで言うと、カラオケの画面を見ずに歌う、ということです。

 

まず、声を出すまでに起こっていることは、「脳が出したい声をイメージする」→「脳が、その声を出すために必要なところ(筋肉や器官)に指令する」→「それらが動いて声が出る」→「出したい声が出せているかどうか耳がジャッジする」という流れです。

 

お化粧するときは鏡を見ながらしますよね?歌うときの鏡の役割は耳になります。なのでしっかりと鏡の役割が出来る「耳」へと育てていくことも、歌うまになるためには大切なんですね〜。

 

レッスンでも生徒さんに「この歌手は、こんな歌い方してるんですよ!」なんてお伝えして一緒に聞いていくと、「ほんとだ!こんな事してたんですね。今まで全く気がつきませんでした!」とか「あ、ほんとだ!そんな風に聞いたことありませんでした。」とか「こんなに歌手っていろんな声を使っていたんですね〜」と、生徒さん自身でどんどん発見されます。こうして発見すればするほど、耳は育って、歌うまに近づいていきます。

 

カラオケ店での練習では、カラオケ採点のバーを使って、音程が合っているかどうかを確認したり、メロディーがうろ覚えのときは参考にしたり、という方はとても多いと思います。自分が出している声がどうだったのか、「耳」ではなく「目」で確認している状態ですよね。

 

もちろん慣れるまではそういう練習はとっても大切です。生徒さんにもバーを使うようにオススメするし、レッスンでもよく使わせてもらっています。が!それに慣れてきた方には、歌詞も音程やリズムもぜんぶ覚えて、画面を一切見ない練習方法もオススメしています。画面を見ていると、自分の声を聞いているつもりで、あまり聞き取れていないことが多いんですよね。でも「耳」を使おうとすることを続けていくと変わってきますよ!

 

そしてどんどん耳が育ってくると、今まで聞いていた大好きな曲(声)の世界が違って聞こえてくるんです!白黒からカラーのテレビになったように(例え昭和すぎ)、こんなにカラフルな世界だったんだ!といろいろと発見があってますます、音楽っていいな〜楽しいな〜とワクワクしてきます。やっぱり、歌うって楽しいですね!

 

あー、またちょっと長くなってしまいました!読んでくださった方、ありがとうございました。それではみなさん、今週も楽しいカラオケライフを♪

 

 

 

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←ある日のレッスンの感想:自分で発見した生徒さん

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